宇田

そのとき考えていること

220425

220425

 

爺さんが死んだ。
遺品で立派な財布をもらった。
まだ身の丈に合わない。

 

社会人になった。
面倒だけど案外やれている。
ジャケットを羽織ってみるけど、八重洲の街からはまだ浮いている気がする。

 

ADHDの治療を始めた。
日に日に脳の熱が抑えられていく感覚がある。

毎日見える景色が変わっていく。
明日天地がひっくり返ったとしても疑えない。

あまりに解像度が高い。
普通の人が見ている世界が"これ"なのかわからない。
死角にこんな景色があったと思うだけで恐ろしい。

今までの自分が作り上げた自我が日に日に組み変わる。
治療の先に穏やかさがあると嬉しい。

 

わからなくなったものが増えた。
そのうちにわかるようになることだけがわかる。
わかるようになることがわかる自分が明日いるかはわからない。

 

爺さんの死はまだ悲しい。
仕事おもろい。
副作用苦しい。
お金入ってきて嬉しい。
明日の自分に不信感ある。
違国日記9巻面白かった。

尽くして祈るしかない。